キラリと光る技術をビジネスに‼

長男である夫と8つも年が離れているために、私には年上の弟が二人、年上の妹も二人います。

今日はその年上の義妹眞季(まさき)の還暦と出版の記念パーティーに招かれて行ってきました。

 

最初に、これまでの人生と、なぜ今「ものづくり」をする人たちを発掘して魅力を伝えるに至っているか、本人によってプレゼンされました。

ソニーという大企業で社内特許の表彰を2回も受けるなど、常に自分やチームを鼓舞して最先端で会社に貢献し続けてきた義妹の歴史を垣間見ることができました。

ところが11年前の49歳のとき、事故によって肋骨を折ったり、体の一部を粉砕骨折したりで、2ヶ月は寝たきり、半年は車いすで1年3ヶ月の休職を余儀なくされました。常にポジティブでチャレンジングな生き方をしてきた妹でも、この時は「人生は終わった」と絶望の日々を送っていたと言います。

この時期お見舞いに行ったときに、「顔を洗うために前かがみになるのも、歯磨きするのも辛い」と言って弱っていたのを思い出しました。

死んでもおかしくなかったこの経験で、妹は「やり残したことは何なのか?」と思いいたったのだそうです。

そして、「生きているだけで奇跡だ」と自分が存在しているだけで価値があるという風に価値観が変わったと語っていました。

このあと妹は住んでいる土地大田区で、何と衆院選に立候補。話はたくさんの人が聞きにきてくれたそうですが、選挙には敗れます。敗れたものの、この時に出会った地域の「ものづくり」こそ彼女が伝えていくものだと感じたそうです。ピンときたのでしょうね。

これが、今日のタイトル「キラリと光る技術をビジネスに‼」ということです。もともと話が得意の妹は、講演活動を始めます。そんな中で、新潟県三条市や東大阪といった「ものづくり」の方たちの仕事と出会い、そこに「感性」という新たな価値を付け加えていこうと思いついたと言います。

その感性こそが、日本独特な感性「かわいい」だと気が付いてから、町工場で作られる一流のワザに「かわいい」要素をプラスして、売り出すことに成功しているそうです。

たとえば、こちらの商品は、ネイルをしている人などが缶詰を開ける時の「プルトップオープナー」です。

かわいい感性デザイン賞で最優秀賞をとったそうです。

このほかにも、かわいいコンセプトの工具箱には、「蒔絵(まきえ)」が施されていたり、伝統文化と「かわいい」が融合した商品開発のアドバイスに真価を発揮しているようです。

 

 

このあと、元ソニー社長の安藤国威(くにたけ)氏のお話や、国際的チェロ奏者の水谷川優子(みやがわゆうこ)さんの演奏などで会場はとても華やかな雰囲気となり、親類として一年に1、2回会うのとはひと味違った義妹の晴れ姿に、保護者のような気持ちを持った一日となりました。

振袖の柄を生かしたドレスを身にまとう義妹の眞季と私です。

ハイパーポジティブなこの妹からは学ぶことばかりです。

 

そして、日頃出会えないような方たちと思いがけずお目にかかる機会を得て、新鮮な気持ちを隠せない私でした。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。