ジェームス・スキナーからのアドバイス

昨日4月30日、ジェームス・スキナーに会ってきました。

今やっていることを統合していく方法を探るためです。

今の私には、程遠いように思える夢があるのですが、方向性は間違っていないか、世界を舞台に活躍しているジェームスなら何か知っているに違いない、何かが見えてくるかなと思ったのです。

場所は国際展示場。

午前10時から、アフターミーテイングを入れて午後8時まで、内容が濃い一日となりました。

実は今年1月、ジェームスをお招きしての大規模な会があったのですが、高校の試験返却日にあたってしまい行けなかったのです。本当に残念でした。

そしてその会に出た方の感動の話を聞くにつけ、機会があったら生のジェームスのお話を聞いてみたいなと思っていたのです。

そのジェームスとはどんな人物かというと、引き寄せや成功法則を説いて実践しているジャック・キャンフィールド氏に「私がアメリカ合衆国大統領だったら、ジェームスを私の上席顧問にする」と言わしめた人。

 

私の人生の目的は世界により良い生き方を教えることである   そう言い切るのがジェームスです。

 

言っておきますが、彼はめっちゃくちゃ日本語が上手です。

日本人なら誰でも知っているお話・歌・歴史・古典、何でも知っています。

落語もできれば日本国憲法も法律も読みこなして頭に入っています。

だから彼のお話は全部日本語!

たまに必要なら英語もまじえます。

 

昨日いただいたパンフレットにはこんな言葉が書かれています。

 

成功はプロセスであり、目的地ではない。

真の幸福は到達地点から得られるものではなく、そこまでの生き方から得られるものである。

あなたは今日から、人にとってのインスピレーションになるような生き方をすることができる。

そしてその旅路の一歩一歩を楽しみ、有意義な人生を生き切っているという満足感を自分自身に与えることができるのだ。

 

19歳で「日本かっこいい‼」と思って来日した彼は電気もガスもとめられてしまうような生活を経験しますが、どうやったら成功するのだろうと試行錯誤した結果、「これだ!」と決めたことがあり、常識や専門家のアドバイスも大きく乗り越えて、信念の導くままにビジネスの世界で大成功を収めた人です。

偉業の始まりはフランクリンコヴィー日本社の社長となり、ベストセラー「7つの習慣」を日本に紹介したことです。また彼の著した「成功の9ステップ」は名著として知られています。

さて会場に着くと、なんとVIP席に案内されました。自分で申し込んでいたのですが、ずいぶん前に申し込んだのですっかり忘れていたのです。前列から3番目までの好きなところに座ってよいとのこと。

そして、こういう会に参加すると、自分で書き込む名札を渡されます。

「名前」のほかに、「ニックネーム」「自分は何者か」「どんなことをしたいのか」などを書き込む名札です。

 

私のラッキーナンバーである「3」列目に腰かけてしばらくすると、「お隣りよろしいですか?」と声をかけて下さった方がいます。

名古屋から新幹線でいらしたというその女性は私の名札を見て「同じです!私もミヤコです‼」と言うのです。

漢字も同じの「美也子」さん。

あまりの偶然にすっかり打ち解けてお昼もご一緒させていただくことになりました。

 

 

さて、「私の今後」ですが、やり甲斐と使命を感じている「教師」と「ヒーラー」の仕事をどうやって共存させていくか、ということが課題としてあります。

そして、教育は何より大切だと考えているのですが、既存のやり方では限界があるなと思っているのです。

また、本当に学校は子どもためになっているのだろうか?という疑問も持っているのですね。

 

これは結構深刻な問題です。

先生と呼ばれる人が、本当にいまこれからを生きる子どもたちによきアドバイスができているのか?という問題なのです。

偏差値の高い中学や高校に行って、有名大学に入って、官僚になったり一流企業に入ることが幸せという時代ではもうないですよね。

苦手なお勉強を我慢してやって、その我慢が自分を育て、よい人間形成をする、なんてことももう古いんです。

 

いまこれからは、「好き」なことを見つけ、「なりたい自分」をイメージして、そこに向かっていく時代だと思います。よりクリエイティブに生きていく時代だと思うのです。

 

そうしないと優秀な人材はどんどん海外に流出していってしまいます。

あるいは、優秀な人だけの世界でだけ生きる人になってしまいます。

いいのかな、それで?!

 

そして、そのために私に何ができるか?

アフターミーティングに出るチャンスをいただけたので、直接ジェームスに質問してみました。

するとジェームスの答えは「プライべートスクール作っちゃえばいいんだよ‼」というものでした。

 

やっぱりそうか‼

「でも私には資金がないんです」と言うとジェームスは

「なくたってできるよ、子どもの数が減ってるんだから、学校の建物は何かに利用されたがっている、目的が明確ならそれを利用することもできるでしょ」とアドバイスを下さいました。

 

そっかぁ。

 

未来を生きる子どもたちのために、そしてそのママやパパのために、私にできることをこれから考えていきたいなと思います。

 

「癒し」が必要な人はたくさんいます。

そして子どもたちには「よい教育」が必要です。

この連休(といっても学校は今日、明日とあります!)もう少し自分を掘り下げてみたいと思っています。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました

 

真ん中が名古屋からいらした美也子さん。

向かって右は夢に向かって歩みだしている美穂さん。

また、帰りの電車でも素敵な方たちとご縁をいただきました。

ご縁を大切にしていけたらいいなと思います。