スピリチュアルな出会い

今日は久しぶりに何にも予定が入ってない日でした。日用品以外の「お買い物」からしばらく遠ざかっていましたので、「そうだ、買い物行こう!」と東の方角に・・・

今日は東が「七赤」に当たるので、私にとってラッキーな方角です。きっと楽しいことがある、と信じて出かけました。

一日予定がないとはいえ、義母のお世話は毎日のことです。一つひとつはたいしたことではないものの、時間がとられることは確かです。日頃はデイケアセンターに通っていただいているのでお昼ご飯の心配はないのですが、お休みの日は、私も休みだけど義母もお休み。気分の浮き沈みもありますので、私の精神修養におおいに役立っています。

神さまは見ていて下さってるんだなと、一歩外に出ると感じます。義母に向き合って接するご褒美に、外ではおおよそのことがすんなり運ぶようになってきているからです。

お店は行く前から決めています。そこに気に入ったものがなかったら買わなくてもいいや、くらいの気持ちです。そして今流行(?)の赤れんが色にどうも惹かれないので、ひょっとすると何も買わずに帰ってくることもあるかなと思って出かけました。

私は命式に、太陽をあらわす「丙(ひのえ)」がありません。寒いときの生まれなのにそれをあたためるものが一切ないので、もともとは冷え性でした。今は冷えからは解放されています。そして本来「赤」がラッキーカラーなのですが、今は10年ごとにまわる大運で「丙」がまわってきているからなのでしょう、しかも今年も「丙」なものですから、もう「赤」は十分な気がしているのです。

この夏も「赤」には心が動かず、ベージュとブルーを身に付けると気持ちが落ち着くので同じものばかり着て過ごしていました。考えなくてすむので楽でもありました。

さて久しぶりのショッピング、お目当てのものと出会えました!

私の買い物はホントあっという間です。だいたい最初にいいなと思ったもので決まりです。

あとは店員さんとの束の間の会話を楽しみます。今日は、いつかルーンストーンに興味を持ってくださった緑さんが出迎えてくれました。

緑さんは、とても個性的な、ちょっと日本人離れした雰囲気を持っている人です。今日は特に、眼にチカラを感じました。そしてスピリチュアルなことが大好き。この夏「前世のこと」とか、いろいろ勉強したことをお話すると、「わたし、観てもらったことがあるんです」とのこと。

顔だちがはっきりしてエキゾチックな緑さんは、前世で南の島の人にいたことがあると言われたそうなのです。わたしはまだ、一瞬で「前世」がみえる能力が開発できていませんが、どうもそれはホントだなと感じます。

そして「思い当たる?」と尋ねると、方角的には「南」ではないけれど「グアム」に惹かれるのだと言います。「どこか行こうかなぁ」と思って気がつくと「グアムにまた来てしまった‼」ということが起こるそうで、おそらく魂がそこに行きたい、帰りたいと引っ張られるのでしょうね。グアムの聖堂が好きだと教えてくれました。私も20代の時にグアムでホームステイしたとき、教会に連れていってもらいました。まずそういうところに行きたくなるところ、似ています。

また別の「前世の見える」人には、「イタコ」をしていたこともあると言われたそうです。「イタコ」とは自分に亡き人の霊を呼び寄せて、乗り移らせて、その方の言葉や思いを今生きている家族なり友人なりに告げる役割をするひとのことです。

歌手の矢野顕子さんのおばあちゃまが「イタコ」でいらしたそうです。亡き人の声を届けることにより、地元青森で人気も実力もあったそうです。それを見ていた息子である矢野顕子さんのお父様は、人助けをすることの素晴らしさを目の当たりにして、ご自分は医師の道に進んだのだそうです。人の心に寄り添う町医者として、やはり地元に貢献されていたそうです。

遺されたひとにとって大切な亡き人と話ができたら、それは心救われる体験です。私自身がシータヒーリングのワザにより、「全部見ているよ」という「義父」の言葉を聞いて救われているのです。私が最終的に到達したいのもそこ、つまり「つながる」ことです。

緑さんが「南の島にいた」ことも「イタコだった」ことも私はきっとそうなのだろうなと思います。彼女とそういう話をしている時、「わかるわかる」と自分を越えた何かがうなづいています。すると、もうひとりのかわいらしい店員さんもそばにやってきて、私たちの会話に自然と引き込まれていました。彼女もまたスピリチュアルなことに興味があるのだそうです。

最後に、緑さんというお名前があまりにぴったりなので、「素敵ですね!」とお伝えしたら、地元の神社の神主さんにつけていただいたものなのですって。ぴったりなわけですね。3人いる姉妹の3人とも、だそうです。もともと神さまとご縁が深いお生まれなのでしょう。お神輿(みこし)を担ぐのも大好きで、グアムでも担ぐのだとか。

「グアムのお神輿にはご神体はないのだけど、担ぐひとたちの気持ちが入ってるから、それもまたいいですよね」とさわやかに語る緑さんに見送られて、お店をあとにしたのでした。

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。