パワーストーンの浄化

石は私たちを守ったり癒したり気分を高めたりなどの働きをしてくれます。人も頑張ったあとはエネルギー不足になったりパワーダウンするように、石もがんばって働いてくれているので、時々休ませてあげることが必要です。それを浄化といいます。

今日はパワーストーンの「浄化」の方法をご紹介いたします。

1、流水による方法・・・天然の湧き水でストーンを洗うことができたら石は最高に浄められるでしょうし、涌き水があるような場所で生活できたらそれだけで身も心も清まりそうです。雑踏で暮らしているからこそ癒しを求めてストーンを身につけるわけですから、都会でもできるやり方をご紹介します。流水にストーンを当てる方法です。水道水でもOKです。ただし水道水には微量ながら塩素が入っていますので、酸化に弱いストーンには向きません。できるだけ浄水器を通した水を使うか、容器に竹炭などを入れてそこに入れておくのもよいかもしれません。時間はご自分が「これでよし」と感じればそれでよいのです。

2、水晶のサザレに寝かせる方法・・・パワーストーンを扱っているお店には、浄化するためのグッズもあります。サザレは水晶のさざれ石のことで、専門店で取り扱っています。水晶(クリスタル)の持つ波動は人にも影響をもたらしますが、水晶の仲間のストーンをもまた浄化するのです。方法は、まずサザレをお皿に敷いて、そこにストーンをのせる、つまり休める(寝かす)、それだけです。時間は一晩でも数時間でもよいのです。私が毎日使うルーンストーンは、サザレの上で毎晩休ませています。よく働いてくれたことをねぎらう気持ちです。

3、塩を用いる方法・・・粗塩(あらじお)という精製されていないで塩のミネラルがそのまま残っているものを使います。粗塩をお皿に敷きその中に寝かせる方法もありますし、粗塩を水に溶かし、その中にしばらくひたしておく方法もあります。お風呂に粗塩を入れて入浴するとデトックス(毒出し)や冷え予防の効果があると言われてますが、ストーンも同じように塩によって浄化されると考えられます。塩にお清めの役割があることは広く知られていますし、塩を鬼門や裏鬼門に置くことでその場を浄めることができますね。塩の結晶は美しい立方体であることもその不思議はぱわーと何か深い関係があると思います。

3、煙に当てる方法・・・ネイティブアメリカン(アメリカ原住民)の方たちがやってきた方法で、セージの葉を焚いてその煙に当てて浄化する方法です。人の開運法にも「生火法」というのがあります。煙の中で願い事をするものです。浅草寺やお不動様などでも身体の悪いところを煙に当てるとよくなるといういわれがありますが、つまり人を浄化するということなのでしょう。さて開運法として煙に当たる場合は、「六白(ろっぱく)金星」と「七赤(しちせき)金星」の方はやめた方がよいでしょう。「火」が「金」を溶かしてしまうからです。持っているストーンの場合は持ち主には関係ないかもしれませんが、気になる場合はほかのやり方がおすすめです。

4、日光・月光に当てる方法・・・太陽の光は万物の元気の源、月の光は清らかな癒しの効果があると言われます。太陽は「アマテラス」のパワーが、月の神は「ツクヨミノミコト」だったり「ルナ」だったり、洋の東西を問わず神秘的な力があると考えられてきました。ただし日光に長時間当てるのは、紫外線によるマイナスの作用がありますので注意が必要です。月光は、特に満月の光が効果が高いようです。光が当たればお部屋の中で大丈夫です。

5、音叉を用いる方法・・・U字型の形の音叉をたたくと振動が起こります。全て「音」は「振動」ですが、目には見えない振動・波動がストーンのバランスを整えるといいます。音叉の音は、人にも自然治癒力をもたらすとされています。体内の循環もよくする効果があり、気も整えるのです。

以上ストーンの浄化法をあげてみましたが、、ストーンの浄化は、人の癒しの方法とほぼ同じといってもよいということに気がつきました。人も石もこの宇宙の中で大気に包まれて生きているという証拠でしょうか。

「人は木石(ぼくせき)にあらず」などど言います。この場合は、「木」も「石」も心のないものということですが、いえいえとんでもない、それをはるかに超えた素晴らしいパワーで人を支えてくれているのですね。

最後に、サザレを紹介しますね。

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