ブルーベリーが結ぶご縁

愛情豊かに育てられているブルーベリーの農園を自宅そばに持つママ友のお誘いを受けて、今年もブルーベリー摘みを体験してきました。家庭菜園にとどまらず、大地に親しむような生活を送っている彼女も、誘われたメンバーも、強運なのでしょう。これ以上ない程の最高のお天気でした。

ここ数日のお天気を考えると、今日は雨が降っても、反対に強烈な太陽が降りそそいでもおかしくない、そんな状況でした。雨が降ったらそのとき考えましょうと昨日連絡があり、おそらく大丈夫!と思っていたら、今日は野外の活動にはうってつけのうす曇り。

用心のために持っていった日傘も雨傘もどちらも必要なく、丘にのぼると心地よい風もふき、色々な種類のブルーベリーを摘んでは食べ、食べきれない分はお持ち帰り用に籠に入れ、天然の恵みをたらふくいただいたのでした。

自然の中で、鳥のさえずりを聴きながらのランチタイムもなかなかの贅沢でしたし、鳥をみればその鳥の、蝶が飛んでくればその蝶の特徴や生態を教えてくれるママ友もいて、自然と親しむ豊かさを感じました。

 

地形にも文学にも美術にも詳しいママ友たちは、ひとりは図書に関する専門職、ひとりは週に2日は図書館通い、そして誘って下さった友はスピリチュアルにも親しんでいて、何をふっても知らないということはないメンバーの博学ぶりに私はただ驚いてばかりいたのでした。

スピリチュアルにも精通している友Mさんは、チベットにかつていたこともあることは昨年うかがいました。私にはどうやら彼女は、前世ではチベットもしくはインドで薬草を使った癒しの仕事をしていたように思えてならないのです。

そういえばお宅には、インドの神様のガネーシャの絵が飾られていました。当然「アガスティアの葉」という人生を予言する葉のことも知ってらして、さらには「ガイア・シンフォニー」もご存知で、色々なことや人がいっきに結びついて、今日一日で何年もの歳月を生きたような不思議な感じを味わいました。

「アガスティアの葉」は、シータヒーリングのセミナーでご一緒している大学の先生Yさんのお知り合いがインドに詳しくて、そのかたのつてで、ついこの間私の今の生き方が記されたものを手に入れたばかりなのです。

また、「ガイア・シンフォニー(宇宙交響曲)」に関しては、以前このブログで紹介させていただきました。私設文庫をお持ちのT先生のお宅での自主上映のお話です。ふたり以上集まれば上映をして下さるので、近々Mさんと共に伺おうと思います。

Mさんからは、まだ見たことのない「ガイア・シンフォニー」の第一番と第二番をお借りしてきました。

今晩は摘んだブルーベリーを味わいながら、お借りしたDVDでも楽しもうかなと思います。

今日が愛する息子さんのお誕生日で、その準備があるため参加できないという、母の鑑(かがみ)のような友は、ひとりひとりに手作りの切り絵を届けてくださいました。

 

思いがけなく素敵な心遣いに、夜になってしみじみとご縁の有難さを思っています。

また、専門の図書のお仕事をなさっている友は本を一冊わざわざ持ってきて下さって、聞けば彼女は、万葉集の研究でも知られている土屋文明の歌が好きなのだとか。

自然に触れ、教養も溢れ、ブルーベリーのもたらす素敵なご縁に感謝する一日となりました。

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。