五行の関係~鍛えられるのは悪くない

今月4月は「卯月(うづき)」ですね。「卯(うさぎ)」の月は3月です。以下、気学や四柱推命での呼び方と古来からの月の異名(いみょう)を並べてみますね。それぞれの後にそれが表す季節も記します。四柱推命での季節の方が現代の感覚に近いことがおわかりかと思います。

1月 丑の月 冬   睦月(むつき)春   

2月 寅の月 春   如月(きさらぎ)春

3月 卯の月 春   弥生(やよい)春

4月 辰の月 春   卯月(うづき)夏

5月 巳の月 夏   皐月(さつき)夏

6月 午の月 夏   水無月(みなづき)夏

7月 未の月 夏   文月(ふみづき・ふづき)秋

8月 申の月 秋   葉月(はづき)秋

9月 酉の月 秋   長月(ながつき)秋

10月 戌の月 秋  神無月(かんなづき・かみなづき)冬

11月 亥の月 秋  霜月(しもつき)冬

12月 子の月 冬  師走(しわす)冬

卯月の「卯」は卯の花のことです。🎶卯の花の匂う垣根に ほととぎす早も来鳴きぬ 忍び音もらす 夏は来ぬ♪ の「卯の花」です。実際の季節は春真っ盛りなのに、歌の中ではもう夏というのが現代の感覚とは合わないため、この古典的な感覚の歌は美しい詞とメロディなのにあまり歌われなくなってしまったのでしょうか。「夏は来ぬ」が「夏が来たぁ」という喜びだということもわかりにくいのかもしれません。

ちなみに今の季節に降る雨を「卯の花腐し(うのはなくたし)」と言います。実際には「桜を散らす雨」といった方がピンときますね。そして今や日本の桜をめでるために、世界各国からツアー客が訪れているようです。

 

さて今日は五行の「尅す(やっつける)」関係のよい面についてお話させていただきます。

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赤い矢印に注目して下さい。たとえば「木」からは「土」に向かって矢印が向かっています。これは「木」が「土」を「尅す(やっつける)」という意味です。「土」から見ると「尅される」と言います。この「尅される」のは、必ずしも忌み嫌うことはないという話をこれからしていきます。昨日の内容と少し重複するかもしれません。

【金→木】「木」は「金」に「尅される」関係ですが、これは樹木が「金属」でできた「斧」により伐採されることをあらわします。命式の中に「木」の五行をあわらすものが多すぎると知性を意味する「水」が吸われて生きにくくなると考えられます。「木」は「仁」をあらわすので、良い働きをしている場合は「優しい思いやりのある人」で「頼もしくて向上心のある人」でありますが、「木」がたくさんあり過ぎて「自分自身=日干」がいためつけられると神経をやられてしまいます。そんな時は「金」で伐採してもらう必要があるので「尅される」のはかえって有難いわけです。そして優しいお花の「乙(きのと)」と強い金の「庚(かのえ)」は仲良しで「干合(かんごう)している」と言います。

【木→土】「土」は「木」に「尅される」関係ですが、これは「木」が「土」の養分を奪うということです。しかし、「土」がよい働きをするためには「木=鍬・くわ」により耕されて柔らかいふかふかの「土」であることが大切です。ですからこの「尅される」関係も必ずしも悪くはないのです。そして畑の土である「己(つちのと)」は樹木である「甲(きのえ)」と仲良しです。日干「己」の人と日干「甲」の人は一緒にいて居心地がよいのです。

【土→水】「水」が「土」に「尅される」とは、清らかな「水」が「土」によってドロドロに汚されてしまうことです。しかし同じ土でも「戊(つちのえ)」は「堤防」でもありますので少しくらいの「水」にびくともしません。そして知性をあらわす雨の水の「癸(みずのと)」は大きな山で堤防でもある「戊(つちのえ)」と干合しているため仲良しの関係です。相性がよいとも言えます。

【水→火】「火」が「土」に「尅される」とは、「火」が「水」によって消されてしまうということです。特に燃える「火」である「丁(ひのと)」は「水」がかかって(命式内の近くにあること)消されてしまうのを最も恐れます。同じ「火」と「水」でも、「丙(ひのえ)」と「壬(みずのえ)」が揃って命式内にあると「水火既済(すいかきせい)」と呼ばれて最も美しい姿となります。「丙」の太陽の輝きが、川や海の水である「壬(みずのえ)」に映ってキラキラ輝きを増す光景なのです。命式内にこの2つがあらわれると、それは美男・美女を意味します。ちなみに「丁(ひのと)」と「壬(みずのえ)」は干合して仲良しです。

【火→金】「金」が「火」に「尅される」とは、「金」が「火」の熱により溶けてしまうということです。特に「辛(かのと)」は宝石のような繊細な存在ですから直火である「丁(ひのと)」にあったらひとたまりもないわけです。しかし鉱石や鉱物にたとえられる「庚(かのえ)」は人工の火で直火である「丁(ひのと)」により鍛錬されて初めて役に立つ物となりますので、欠かせない存在となります。鍛錬されない「庚(かのえ)」はナルシストになる傾向があります。

これが、「尅される」関係もあながち「凶」でないということです。

 

今日もまた面白いことが起こりました。何故か急にY子さんのことが気になっておりましたら郵便受けにお手紙が・・・。春らしいお花がちりばめられた便箋に、見とれてしまうような達筆な文字。それもそのはず、彼女は書道の先生だったのです。大学の後輩でもあると同時に、職場の同僚でもありました。中国語に堪能なので、職員旅行で中国に行ったとき、彼女と町を歩いて土地の方と触れ合うことができました。

昨日どういうわけか「あの女優さんどうしたかなぁ、名前はえーっと・・・そうそう酒井和歌子!」と心の中で自問自答してました。そしたらY子さんからお手紙。そうなんです、Y子さんは酒井和歌子似と独身時代うわさされていたのです。これも予知能力かな?すぐにメールして近々会うことになりました。最近多い「ワン・ツー・ドン」です。すぐに決まります。

大変な役割を果たすほどにこの能力が強まるようです。自分で統御できるわけではありません。そしてこれは伝染するのかもしれません。この話はまた今度。今日もお読みいただきありがとうございました。