前にも生きていたと思われる記憶

昨日は、私にとって最大の課題が解決の方向に進み出す嬉しい日でした。もったいぶった表現でわかりにくいと思いますが、介護をすることになった義母についてのことです。一生懸命やっていても理解されない問題を長年抱えていたのですが、すうっと氷解していきました。具体的にお伝えできないのが残念です。シータヒーリングの効果かもしれませんし、新月にお願いしていたからかもしれません。

自分自身に問題が山積みであるため、クライアントの抱える問題がどれも他人事ではありません。

鑑定の仕事のために、私のこれまでの歩みには色々なことが起こってきたようにも思います。

「100万回生きたねこ」ではありませんが、

あるとき私は日光の山奥で修行していました。

あるとき私は渋谷駅の掃除をしていました。

あるとき私は銀座線でアラブの国の青年と隣りあいました。

あるとき私は英国のリンダの家で天婦羅を揚げていました。

あるとき私は歌舞伎座で隣りに座った作家の方の小さな作品に登場していました。

あるとき私が目覚めたとき窓際にカラスがいてそのすぐ後父が亡くなりました。

今回の人生だけでも色々なことがあるのですから、過去世も合わせたらどれだけの経験を積んできたことでしょうか。

以前にもご紹介した「過去世ソウルヒーリング」という友人の三木直子さんが翻訳した本に、「生まれ変わるのは、あなたという人格ではなく、あなたの中の不滅の本体、本質です」という見出しに続き、「前にも生きていたと思われる記憶がありませんか?」という項目があります。

次のリストをご覧ください。

以下引用です。(P.178~179)

あなたは

特定の場所や歴史上の特定の年代、特定の地域の芸術、服装、宝飾品などに惹かれたことがありませんか?

▼その場所に、ホームシックと呼べるほどの懐かしさを感じたことはありませんか?

▼訓練を受けたことがないのに上手くできることがありませんか?

▼話せるのが当たり前のように感じた外国語はありませんか?

▼会った途端に特別な気持ちを感じたり、その人を知っているように感じた人はいませんか?

▼一目で好きになったり、憎しみを感じたり、恐いと思った人はいませんか?

▼目が覚めて数分で忘れてしまう夢と違って、とてもリアルで、詳細まで覚えている夢はありませんか?

▼小さいときから恵まれていた特別な才能はありませんか?

▼いつも死にそうになったところで目が覚める、繰り返し見る夢はありませんか?

この項目はどれも、ひょっとしたら過去世の記憶で、あなたがそれをそっと追求してくれるのを待っているのかもしれません。過去世でのつながりにとても敏感で、人に会ったり初めての場所を訪れたときに見覚えがあったりする人もいれば、自分が前にも生きていたことがあるという可能性を受け入れようとせず、懐疑的な人もいます。

人によって、とくに現世が辛いものである人にとっては、もう一度生まれ変わって生きなければならないと考えるのは怖ろしいことでしょう。でも現実は、私たちは皆これまで、恐らくは何度も何度も、地上で生きたことがあったのですー他と比べてその回数が少ない人もいますし、私たちの大多数はまだこの先も戻ってくるでしょう。

中には人よりたくさんの生を生きてきた魂もあって、「古い魂」などと呼ばれたりします。霊的なことにほとんど関心を示さない人は「若い魂」と呼ばれることもありますが、これは間違いです。が、もしかしたらそういう魂は、地上に何度も生まれ変わる代わりに魂の世界に留まっていることを選んだのかもしれません。

このあと生まれ変わりのことへと文は続きます。昨日カトリックのクリスチャンである素敵な方とお話するチャンスがありましたので、魂についてうかがってみました。彼女は魂は永遠と考えるのだけれども、魂が生まれ変わるとは考えないとのことです。英語に堪能で、導かれるようにある国に留学し、その留学先で洗礼を受けて、おトイレは洋式しか使えない彼女は、きっとその留学した地に過去世で暮らしていたのではと私は考えているのですが・・・

あなたの「やむにやまれぬ思い」は何ですか?そこから見えてくるものがあるとしたら面白いですね。