北海道歓喜~日本ハムファイターズの優勝

北海道の旭岳に初冠雪が見られたというニュースを夕方見ました。雨の降らない日の東京は、まだ暑いような日々だというのに、さすが北の大地は冬の訪れが本州よりひと足もふた足も早いようです。最低気温が10度を下回ると、自動販売機の飲み物はホットが主流になるのだそうですよ。

この夏北海道の台風被害を目の当たりにした同僚は、休みを利用してボランティアに行くそうです。「ボランティアという発想から一番遠いと思ってたぁ」と奥様にからかわれたそうです。

北海道はアイヌの文化も貴重ですが、開拓民の文化もあり、その考え方は自由闊達だと聞きます。

そんな北海道の気風にひかれたからかはわかりませんが、日本ハムの栗山監督は同じ名前であるという理由で北海道の栗山町に住んでいるのだそうです。えらいなと思うのは、栗山町に私財を投じて「栗の樹ファーム」という名の天然芝の野球場及び練習場をつくり、子どもたちの夢を栗の樹のように実らせようとしていることです。

昨日の「北海道日本ハムファイターズ」の優勝、北海道、特に栗山町の方たちは歓喜に沸いたことでしょう。

私は、同じキャンパスで過ごしたご縁で日頃から「栗山くん」と呼んで(あちらはご存知ありません)特に今季は日本ハムもろとも応援していましたので、心からおめでとうの気持ちです。個人的に応援していたので主観が入ってしまいそうで、なかなかブログで取り上げるのをためらっていましたら、優勝してしまいました!

こんな話題で書いてましたら、報道ステーションに栗山監督が出演しています。二番煎じにならないように私なりの見方で進めていきます。

大谷翔平選手の才能を最大限に生かしたことが一番の勝因でしょうが、そもそもメジャーリーグに行くつもりだった大谷選手を「三顧の礼」よろしく説得して、日本ハムの一員として迎えたところからこのドラマは始まったといえると思います。

選手ひとりひとりが自分の家族だったらと常に考えていたというところに、栗山監督の温かい人柄が感じられます。

その栗山英樹監督の命式は

1961年4月26日生まれ 三碧木星

年 辛丑(かのとうし)

月 壬辰(みずのえたつ)

日 己丑(つちのとうし)

自分自身は「己(つちのと)」で「畑の土」の人。滋味豊かな土は実り多いことから、人材育成に手腕を発揮します。人を育てることにかけては右に出るものがないといってもよいかもしれません。

「丑」「辰」「丑」という3つの「支」は彼の場合全て「土」をバックアップしますから、非常に強い「土のひと」だということができます。

「土」がよい土壌である条件として、クワで耕されるということがあります。クワの働きをするのは「甲(きのえ)」なのですが、栗山監督には三柱(年・月・日)で見る限り「木」に当たるものが見当たりません。「辰」は「木」の働きもするのですが、強い存在に引っ張られるという性質があるため、彼の命式では「土」の役割をすることになります。

今回の優勝は、選手の才能をしっかり育てて生かしたからですし、もともと彼には「教育」という幹があったこと、「栗の樹ファーム」や大学教授としての顔などなど、人材育成に尽力してきたことを鑑みますと、彼の「畑の土」はしっかり耕されているとしか考えられません。

命式をよく見ると、10年ごとにまわる大運で7歳から「卯(う)」が、17歳から「寅(とら)」が廻っています。「卯」も「寅」も「木」の働きをしますので、そのときに「木」で耕されたとみてもよいかもしれませんが、私は彼自身に実は強い「木」があると観ています」

それは彼のお名前です!

「栗山」の「栗」、そして「英樹」の中にも「樹」があります。「木」というのはとっても使命感が強く存在しているものですし、また「仁」つまり「思いやり」を表します。選手ひとりひとりを家族だと思って起用を考えていることからも、「木」の無い人だとは言えないと思います。

ヤクルトの選手時代は病気(メニエール病)や怪我で苦しい思いをしていたそうです。自分の苦しみも、野球解説者として、そして今は監督として生かされているのではないかと思います。

十干の中で「己(つちのと)」は地味な存在と言えますが、プラスもマイナスも全て自分の中に取り入れてしまうといった強さがあるのです。清濁併せ飲むといったことにもつながると思います。ですから彼は、選手時代の苦しい経験もプラスに変えて生かしていけてるのでしょうね。

ちなみに栗山監督は「華蓋(かがい)」と呼ばれる芸能界でも活躍できる星と「紅虫」または「紅艶」と呼ばれる所謂人気の星も持っていらっしゃいます。人をひきつける魅力があるから、長くテレビ朝日やTBSで野球解説のお仕事で引っ張りだこだったのでしょう。

ちなみに今季野球監督の方たちは「己(つちのと)」の方がとても多かったです。日にちの柱だけ紹介しますね。

せ・リーグ

巨人 高橋由伸監督 1975年4月3日生まれ「己卯(つちのとう)」

広島 緒方孝一監督 1968年12月25日生まれ「己巳(つちのとみ)」

パ・リーグ

ソフトバンク 工藤公康監督 1963年5月5日生まれ「己卯(つちのとう)」

ロッテ 伊藤勤監督 1962年8月29日生まれ「己亥(つちのとい)」

13人中5人です。

 

さらに「二刀流」「投手のみ」「打者のみ」と今季いろいろに使いわけて、チームに大きく貢献した大谷翔平選手は以前も軽くふれましたが「魁ごう」の人。

そして栗山監督の社会運が「壬辰(みずのえたつ)」の「魁ごう」です。

この星がうまく働くと、めちゃくちゃ強い運勢として活躍します。

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。