夢を現実にしていく人たち

連日、夢に向き合っている人と出会うチャンスをいただけています。

 

アフリカに学校を作るのが夢、と社会貢献をさりげなく語る智子さん。

ミャンマ―でのコーヒービジネスを成功させた暁にはその地に学校を、というのんちゃん。

もっと身体をいたわることを伝えていこうとカリフォルニアに渡って勉強することを計画しているきょんちゃん。

 

きょんちゃんは、南国ハワイのようなイメージを与える華やかな女性です。

大きなピンクやオレンジ色の花がいかにも似合います。

華やかなイメージとは想像できない地道な優しさが彼女のもう一つの魅力です。

それは、かつてテレビで見た沖縄のひめゆり部隊の女の子のことが忘れられないでいる、なんてことにも現れています。

気になって気になってしょうがない。名前も鮮明に覚えている。

沖縄の内戦で兵隊さんの看護をしていたその女の子が、あるとき自分の過去かなと思ったとき、ふと彼女と心が通じたといいます。

きょんちゃんの過去世が、つまりその女の子だったのではと思ったのだそうです。

そうしたら、女の子がきゃんちゃんにおりてきて会話ができたのですって。

 

生まれ変わりにしては、ちょっとサイクルが早くない?

実は、あの戦争で亡くなった方の多くは、既に生まれ変わっているんだって、ときょんちゃんは言います。ですから第二次世界大戦のとき、沖縄で亡くなった子どもたちがこの世に生まれ変わっていたとしても全くおかしくないそうです。

 

既にマッサージを自宅サロンでおこなっているきょんちゃんですが、

「さらに新しいわざを身につけるためにカリフォルニアで勉強したいんだけど、どうかな?」

と女の子に確認してみたところ、

「いいよ。人を癒すことは私がやりたかったことでもあるから」と答えたそうです。

そのマッサージのわざは、波がひいてはまた押し寄せるようなものなのだそうで、

それは沖縄の海のイメージともどこか重なります。

 

海は母。母の胎内には海のような優しさがあります。羊水は海水とよく似ているそうです。

ぷかぷかとお腹の中で浮かんでいるのと、海で浮かんでいるのとは、どこか相通じる

 

ひめゆりの女の子のひとりがきょんちゃんの過去世だという話。

私は、妙に納得して聞いてしまいました。

 

別れ際に、持ち歩いていたルーンストーンをひいてもらいました。

びっくりするくらいきょんちゃんらしい石が出ました。

形はアルファベットのSの形です。

「シゲル」、つまり「太陽」です。

ひとのために何かやるチャンスです。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。