引き寄せている感覚

26・27日の2日間、「自分を深く掘り下げる」というワークをじっくりやって来ました。

この夏シータヒーリングのワークを受けたときに頭で納得したけれど、いまひとつ腑に落ちていないことが、ここへ来て「解決して~‼」と訴えてきたのです。

これまでになく人生を楽しむようになった義母が、熱がきっかけで再びマイナスの言葉を言うようになったことも「自分を掘り下げる」必然性を感じた理由の一つです。

もう一つは、私が人生の課題と思ってきた「世直し思想」を別のかたちにする時かなぁと感じたからでもあります。

 

義母のことは、色々これまであったのに何故私はこんなに尽くさなければならないのかという気持ちがどこかにありました。でも義母のお世話をすることで、天が愛を教えてくれているんだということに長いことかけてやっと気がつきました。抽象的な言い方ですが、今はまだこんな表現しかできません。

そしてちっぽけな存在の私は何故か「世の中は平和でなくっちゃ!」と思ってきたのですが、遡れば私の過去世「闘う人」からきているものなのですね。でもこれも「もう手放そう」と決めました。「闘う」ことをやめて「平和」を希求する・思い描くことをして行くことにしました。

何をそんなに気負っていたのでしょうね。肩の荷がおりたように思います。

どちらのことも、自分で引き寄せていたのです。

 

「うそ!」と思われたり、気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんが、病気もまた自分で引き寄せているといいます。病気でいるメリットというものがある場合です。

そんなものあるわけない・・・とお思いですよね。

でもどうでしょう。

たとえば「母である私はいつも調子が悪い」とします。それによるメリットなんてあるのでしょうか?

私が具合悪いことによって子どもたちが仲良くなって、お手伝いまでしてくれるようになった、とか、夫が優しくいたわってくれるようになった・・・などが考えられます。

病気であることのメリットがデメリットより大きい場合、病気のままの方がよいと無意識の自分は判断しているのです。潜在意識のなせるわざです。

 

また、「前にも同じようなことがあったなぁ」ということの一つや二つはありませんか?

どこでも人間関係に恵まれている人

仕事を探しているとよいタイミングで出会える人

反対にいつも成功まであと一歩のところで達成できずに逃してしまう人

職場でいやがらせをされるから新しい職場に移ったのに、そこでも同じ目に合ってしまう人

 

どうやらこれって全部自分が引き寄せているらしいのです。

 

よいことも、悪いことも、です。

 

ここで一つこわ~い話を。

ある女性、おつきあいしていた男性がDV、つまり家庭内暴力を働く人だったそうです。優しい言葉をかけてくれる一方で、突然キレてしまい手がつけられなくなってしまうのです。嵐が過ぎるとまた優しい彼に戻るのですが、ある時「もうやってられない!」と別れることにしたのだそうです。

もてる彼女、すぐにまた彼ができます。ところがこの新しい彼氏もまたDVの人だったのです。一度経験しているからがっかりもしたけれど、別れる決断も早かったとか。

さてしばらくするとまた「おつきあいして下さい」と別の男性が現れます。今度の彼は友人のお兄さんだったので安心してすぐに仲良くなったそうです。DVなどはたらかない人だということは友人から聞いて知っていました。

ところが。

彼女とつきあうことで、その彼氏もまたDVの人になってしまったのです。

 

これを引き寄せといいます。そう、引き寄せるって、いいことばかりではないのです。

自分の足りない「欠け」のところを埋めようと、その「欠け」に合うものが引き寄せられてしまう。そして恐ろしいことに、そうでないものはその「欠け」に合った形になってしまうのです。

 

ではどうしたらよいか?

その「欠け」を埋めればよいのです。

と簡単に言いますが、なかなか・・・

でもやり方があるのです。

 

それは、自分の「思考パターン」を変えていくという方法です!

 

そのために自分の潜在意識を掘り起こしていくという作業をするのです。心の奥深くに「潜在」しているものですから、自分ではふだん気がつかないものです。

「いつも同じようなことが起こる」という場合、自分の知らない奥深くの「自分」が引き寄せているのです。まずそこに気がつくことが、問題解決へと一歩踏み出したことになるのです。

「引き寄せている感覚」に何か覚えはおありですか?

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。

明日は夜の9時18分に朔、新月です。ぜひお願いごとを書き出してみましょうね♡

 

今日の富士山です。雪をかぶって凛としています。