悩む自分が好き

連日暑いですね!

そして、連日休み時間の度に生徒のだれかしらが

「ねぇ、聞いて~~」とやってきます。

 

どういうものか、中高一貫の学校だと中学2年生が、高校だけの学校だと高校2年生が、揺れ動く時期になることが多いです。

 

緊張してある意味カッコつけて過ごした1年次が終わり、学校生活にある程度慣れてくると、

「もっとこうだったらいいな♡」という気持ちがでてきます。

でも理想と目の前の現実には乖離があるので、純粋な子ほど悩みます。

 

純粋というのは、案外「見た目」ではわからないものです。

いっけんスレて見えるような子が実は大人の気遣いと優しさを持っていることがよくあります。

素敵なんですよ、子どもたちは!

 

そういえば、最近私のことを「みやこさーん!」と呼んでくる子が増えました。

1対1の関わり方をしたいのかな。

それならそれもありかなと私は思っています。

 

根底には私の中に「先生だからといってえらくないもんね~」と思っているところがあるんですね。

むしろ生徒や児童から学ぶことは本当に多いです。

子どもは素敵!

 

悩みを相談してくる子に「解決したいの?」と聞いてみたところ、

面白いことに案外そうでもないんですね。

 

むしろ、悩んでいることを楽しんでる。

本当に悲しくて涙を流す子もいるのだけれど、

悩む自分もまんざら嫌いじゃないんですね。

 

命短し、恋せよ乙女🎵

 

命は一度きり(魂は永遠ですけれど)なのだから、大いに悩んで人生を謳歌してほしいなと思います。

 

話を聞いてあげて涙を流して鼻をかんで・・・

ほーらすっきりしたね。

 

じゃあね、また明日💛

そうやって帰っていく生徒たちの背中は、こころなしか少し笑っているように見えるのでした。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。