旅立ちのとき

昨日は末っ子長男の高校の卒業式でした。感慨深いものがありました。入学の頃から比べるとはるかに成長した子たちの姿に頼もしさを感じました。

とか言うとよい親のようですが、いい加減なゆる~い親でした。お弁当を作るのと担任の先生の魅力で委員を引き受けたほかは、自分のことでいっぱいの私でした。

こんな親でもよいと生まれてきてくれたとしたら感謝しなければいけないのかもしれません。ゆるいことを見越して「これならやっていける!」と選んで生まれてきたとしたならそれも面白いなと思います。

この息子が生まれたとき、「亀の甲がみえます」と泉泰観先生という鑑定士の先生に言われました。「亀の甲」とは化学のベンゼン核(ベンゼン環)のことです。炭素の原子が六角形になっていることなのですが、ケフレという科学者がうたたねの夢で見て思いついたと言われています。

その「亀の甲」が見えたということは、化学の方面に縁があるということのようなのですが、「自分の道は自分で決めたい」と思っている息子には、決して「こうしたら?」とは言いませんでした。昨年の秋になってようやく自分で、そちらの方面に行きたいと言ってきました。面白いものだなと思いました。

旅立ちのときを迎え、自分の好きなことに気がついてよかったなと思ういい加減な親です。