植物から学ぶこと

自然は偉大な先生です。

その中でも、樹木は使命感を持って大地を守り、お花たちは可憐に愛を伝達してくれています。

 

大地にしっかり根を張り、伸ばした枝に生き物を宿らせ、青く茂った葉は光合成をして栄養を蓄え、二酸化炭素を取り入れて酸素を生みだしてくれる樹々たち。

大きな幹は土地を守り、紅葉したら目を楽しませてくれて、地面に落ちれば肥沃な土にする働きをしてくれる樹木には、どうやら大きな使命感があるようです。

 

一方、可愛らしいお花たちは、自分たちも楽しむことが大好きなようで、小さな妖精たちがお花の中を出たり入ったりしています。妖精と言っても、テインカーベルのような姿をしているものばかりでなく、光のような存在であったり、スプレーのように芳香を振りまく存在であったり、姿かたちは様々です。

 

四柱推命では、「木」はお兄さんの「甲(きのえ)」と、弟の「乙(きのと)」と合わせたものを指します。

日曜日に受講した、シータヒーリングのセミナーにひとつ「プラント」は、まさにこの「甲」と「乙」について学ぶお教室でした。実際に樹木やお花と親しんで、その実態を学んだり交流したり癒してもらうクラスだったとも言えます。

 

脳波をシータ波にすることによって天と地と通じて、そこからメッセージをいただく「シータヒーリング」なるものを授かり、世に広めて多くの貢献をされているヴァイアナさんの不思議な経験のひとつにこんなものがあります。

あるとき創造主(天の神さま)に、この地球上でもっとも悟りを開いている存在は何か、そしてその存在に会わせてほしいとお願いをしたのだそうです。

すると創造主は、なんと「木」を紹介したのだそうです‼

これにはヴァイアナさんも驚いたといいます。

 

この日の受講生は4人でした。

長谷川暢子先生が用意して下さった植木から、ひとりひとり好きなものを選んで、一日その植物(お花)とおつきあいすることになりました。

ふんわりしたラナンキュラスという花がとっても魅力的に見えましたが、敢えて私はみんなが取ったあとのお花にしました。出会いとは必然のものなのだから、敢えて自分で選ばないということをたまにはやってみようと思ったのです。

「遠慮はしてはいけませんよ!」という実の母の教えに従って生きてきましたが、今回は「自然な出会いをしよう」と思ってみたのでした。

私のもとにやってきたのは、たまたま羽織ったカーディガンと同じ色合いの、紫色のヒヤシンスでした。

 

IMG_0588さて、この子とまずは自己紹介です。

お花は繊細なので、まずこちらのことを探ってきます。こちらの気持ちが読みとれた上で、コミュニケーションを始めるのが、お花を驚かせないために必要です。

意識を自分のハートに向け、母なる大地に意識をおろします。

そして自分の身体のチャクラというものを一つ一つ順に開いていき、最後に自分が自分の体内から出て、色々な層を抜けて、どんどん高いところに到達します。

その場はもう光だけのところです。光に願いを申し出ます。

「このお花とお話しさせてください♡」

最初は「恥ずかしがり」な感じを示してきました。小さな男の子たちが、お花から顔を出したかと思うと消えていなくなってしまうのです。

次に、違う方法でお話すると、今度は「本当はこんな姿なの」と(声は聞こえたかどうかはわかりません)ドレスをはためかせる如くクルッと回って見せて、その瞬間、香りがふんわり広がる映像を見せてくれました。

まだ抱っこされていた程の幼い頃、よく男の子に間違われたという自分と何だか重なりました。自分に自信がなかったせいか、引っ込み思案でもありましたから、このお花が私のもとにきたのは偶然ではなかったですね、きっと。

 

次にお花に住みついているという妖精の写真を撮りましょうというコーナーです‼

先生が用意して下さった黒い布をお花と共にかぶって、フラッシュをたいて撮影したものがこれ。みんな何やら怪しい存在と化していましたが、お構いなしです。

IMG_0585怪しさマックスで私が撮影したものがこれです。

上の中央やや左寄りにごくごく小さな天使の羽のような、龍のひげのようなものがお見えになりますか?おそらくそれがこのお花に棲む妖精の姿です。

 

このほか、植物を理解するためには「感謝」の気持ちが欠かせないことをあらためて認識しました。

「愛」や「喜び」、「幸福感」や「尊重すること」などを植物は教えてくれます。

収穫する時は、このような気持ちが欠かせないのですね。

さらにいただく時は、この植物が種として蒔かれた頃まで戻って祝福する必要があります。愛を注いで現在の形になるまで見届けるのです。

一日の最後に「このお花からヒーリングされよう❢」というワークがありました。

たとえようもない程、力の力強いエネルギーが、球根から噴射されていました。まるでロケット発射の様子さながらでした。それは、まさに地に向かってこのように働きかけるの、と教えてくれているかのようでした。

これこそ、グラウンディングなんだと知りました。

私が今回のこのセミナーで求めていたのは、地に足をつけること、なのでした。言い換えると「胆力をつける」ことです。

お手本を示されて、これで目的は達成しました。

 

最後にみんなで記念撮影。 一日おつきあいしてくれたお花は、先生からのプレゼントとしていただきました。

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このメンバーのひとりひとりも、強い使命感を持った方ばかりなんですよ~

こうして楽しい一日が終わったのでした。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。