楽しいことが好きな花&使命を持つ木

秋分の日の今日、お花と向かい合ってみました。脳波をシータ波にして向かい合うと、たいがいの物と心を通わせることができるからです。

この夏の勉強会で長谷川暢子先生のサロンでは、10人程の仲間みんなお話できました。

勉強会のときは先生のお部屋やお庭にある花や木の中から「これにしよ!」と各自決めて、しばし会話を楽しみました。

私はテーブルの上のオレンジとグリーンの混ざった色のガーベラを選びました。

先生の導きのもと、私にはガーベラの花びらのところで遊ぶティンカーベルのようなちっちゃな妖精が見えました。透明な羽を背中につけた親指にも満たない妖精です。耳を澄ますと「たのしい、たのしい」と言っているように聞こえました。こちらまでうきうきしてしまう楽しい時間を過ごしました。

終わってからひとりひとり自分の体験したことを報告すると、お庭のオリーブの木の声を聴きとった仲間は「土の中の不純物を自分を通してきれいにしている、そんな役割が自分にはある」というような言葉を感じたと言ってました。「水が足りない」と聞こえた人もいました。ちょうどその頃は晴天続きだったのです。

先生いわく、「ここのところお水をあげてなかったわぁ。あとであげておきます。それからね、木は使命感を持っているものが多いの。」

確かに、木は建築用材として家になったりヒノキは舞台になったりお風呂にもなったりします。箪笥になるもの、机になるもの、そして工芸品になるものもあります。役割がきちんと決まっている感じです。

木は、木そのものとしても立派な役割を持っています。山に育った樹木は根っこがしっかりしていることから土砂崩れを防いでくれます。

海の砂浜の近くには防風林として強い風から家を守る役割をしてくれているものもありますね。

実をつけて生き物に貢献してくれている木もたくさんありますね。

四柱推命で「甲(きのえ)」とは樹木のことです。日干「甲」の人は「思いやり」あふれる「使命感」の強い方が多いのは、木のこういった性質からきているんだなぁと思うのです。

タロットカードにおいて「ワンド(棒)」と呼ばれるものは葡萄の木らしいのですが、「ワンド(棒)」の意味は「やる気」や「情熱」なんですね。

「やる気」と言えば、松岡修造ですが、ズバリ彼は「甲(きのえ)」の人です。

私のまわりの「甲(きのえ)」の方たちの多くも、思いやりと情熱を持って人のために尽力されている方がたくさんいらっしゃいます。

昔ばなしの「聞き耳ずきん」というお話で、殿さまだか庄屋さんだかのお嬢様の具合が悪いのが屋敷の木の声を聴いて原因がわかって解決したというくだりがあったと思います。あれも「木の声を聴く」ことをしたわけですが、気学では同じ木でも植えてよい方角・よい時期があるという考えがあります。水はけなどとも関係がきっとあるのでしょう。科学的にも道理があるのではないかと思います。

 

 

さて木に対してお花はどうかというと・・・

「お花は能天気かなぁ」と暢子先生はおっしゃいます。「だいたい自分たちで楽しんでるし、薔薇とか百合とかは『わたし綺麗でしょ!』って言ってるわねぇ」とも。

気高く見えるお花は、そういう雰囲気を身にまとっているけれど、こちらがそう見えるということはどうやらそういう意識をお花自体が持っているようなのです。

高倉健が「薔薇やトルコキキョウみたいな花は自分はどうも・・・」と語っていたらしいのですが、『綺麗でしょ』って言ってるお花の気位の高いところが苦手だったのかもしれませんね。大好きだったというミヤコワスレは、みかけばかりか気持ちもひっそりしているのかもしれません。

サン・デグジュベリの「星の王子さま」に登場する薔薇の花もとっても自尊心が強くてわがままですね。そこがまた庇護してあげたくなるかわいらしさかもしれませんが。

「不思議の国のアリス」の中のお花たちもそれぞれに個性豊かですが、本当にお花たちは個性豊かにぺちゃくちゃお話しているかもしれないなと思います。

ひまわりに元気をもらうという人も多いかと思いますが、タロットカードでもひまわりは幸せの象徴のように描かれています。

四柱推命でも「乙(きのと)」はお花をあらわすので、日干が「乙(きのと)」の人はかわいい方が多いように感じます。意外と強靭なバネを持ってらっしゃる方も中にはいらっしゃいます。

ちなみに私が今日お話したスプレー菊は、ものすごい勢いでエネルギーを放出していました。スプレーという言葉と関係があるのでしょうか。

また小菊は、ガラスの器より「こういうのがいいな」と言って好みのいれものを映像で見せてくれました。変えてあげたら満足しているようです。

リンドウは真珠の珠のようなものが葉っぱの中に見えました。漢字で書くと「竜胆」なのですが、お花には珍しく強い意志があるのかもしれません。

 

 

cimg4835

一緒にガラスの器に入れていた(右・下)のを好みの器に変えてあげた図(左・上)

暢子先生がおっしゃったことは全て体験された本当のことです。

今日自分で体験したことは、まだ自信がありません。こんなでアップしてもいいのかなとルーンに尋ねたら「いいんだよ」ということなので、こんなカタチですが公開します。まだまだ勉強していきますね。

気が違ったわけではありませんので安心してください(^^♪

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。