生まれること 死ぬこと

中高6年間をミッションスクールで過ごしたせいでしょうか、「この世に生まれてくるって一体なんなのだろうか」なんてことを常に心に置いて歩んできたように思います。

今日は、私が私としてこの世に誕生した日なので、数々の素敵なメッセージをいただいてじんわり喜びを味わっています。私のまわりには、本当に素晴らしい方がたくさんいて下さるので、幸せだと思います。感謝申し上げます。

マークザッカ―バーグという若者がもたらした「フェイスブック」によって、これまで近づけなかった方たちとも身近に交流できるようになり、私が求めてきたものの答えになるような本とも出会えました。友人の三木直子さんが翻訳したブレンダ・デーヴィス著「過去世ソウルヒーリング」(徳間書店)という本です。100年に一冊の名著だと私は思います。私がずっと考えてわからなかったことの答えが書かれているからです。その内容についてははじっくりご紹介していけたらと考えています。

メッセージを下さったおひとりおひとりを思うとき、それぞれの方の素晴らしさに感動して、しばし茫然としてしまいます。このような拙いものをお読みいただいている方たちもご自分磨きをなさっている素敵な方たちだと想像します。そんな想像をすることは、心に羽が生えて自由に飛んでいけそうな感覚です。

詩人のような実に純粋な心を持った友のひとりから、このようなメッセージが届きました。

「美也子さん、お誕生日おめでとうございます。そしてお母様を思う日ですね。新しい日々もどうぞ健康で笑顔が溢れますように。」

驚かれましたか。今日は私が誕生した日であると同時に、母がこの世から旅立った日でもあるのです。亡くなる日は、また新たな始まりの日であるとしたら、とても面白いことだと思います。魂が永遠不滅だとするなら(私はそう考えます)親しい人との別れはそんなに嘆き悲しむことではないのかもしれません。むしろ、魂だけになった大切な方は、もっと自由にあなたを見守ることができるようになったとは思いませんか?

「死」について不思議な経験をなさった方は結構いらっしゃるのではないかと思います。「虫の知らせ」といわれるものもその一つです。それは、大切なあなたへの何かしらのメッセージなのだと思います。

同じ年の同じ日に生まれた従兄弟がいることは以前お話しましたが、その奥さんのお父様もやはり彼女の誕生日に旅立たれています。妹の主人のお母様も、彼の誕生日に亡くなっています。どういうメッセージなのでしょうか。

人がこの世に生まれて、そして死んでいく。いったいどんな意味があるのでしょうね。

そういうレベルで考えたとき、私たちの抱える悩みや苦しみはずいぶん緩和されていくような気がするのです。