母の力が強いわけ

いよいよ今年も「年の瀬」という感じがしてきました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

ここのところサロンにみえるお客様は「母」である方がめちゃくちゃ多いです。

 

女性はもともと強いんですよ、実は。

出産のような痛みを伴う(人によって感じ方や度合いは違いますし、同じ方でもその都度異なるお産になります)ものは、男性には無理だという専門家もいます。

そういう経験をするからでしょうか、同じ女性でも「母は強し‼」である場合が多いです。

 

思うに、人の強さというものは、何かを守ったり支えたりするところから生まれる、と私は感じています。

自分のためだけという時、人はそんなにパワーは出てこない生き物だと思うんです。

誰かのため!と思ったとき、人は何倍も何十倍も力が湧いてくるんですね。

 

その強さは、やはりお子さんを思う気持ちから来ています。

子どものためなら「え~んやこ~ら~♪」なんです。

 

この「え~んやこ~ら~♪」は、「火事場の馬鹿力」と同じくらいのパワーなんですよ。

 

美輪明宏(美輪さん)が歌った「ヨイトマケの唄」は「とーちゃんのためならえ~んやこ~ら~♪」で始まりますね。

そのあとに「子どものためならえ~んやこらさ~♪」と続きます。

 

夫のため、子どもため、この母ちゃんはそういう思いで力仕事をするんですね、工事現場で。

手ぬぐいを「姉さんかぶり」にして力仕事をする母は、平成も終わろうとする今ではほとんど見かけない光景です。

 

けれども、形は「姉さんかぶり」でなくても、また「力仕事」でなくても、母は子どものためなら

「そこまで?!」と思うまで頑張ります。

 

私のところにいらっしゃる方の場合

★自分のことはさておいて、まずは子どもを占って下さい、ヒーリングして下さいという方が多いです

★「出社困難」や「登校拒否」「精神的ダメージ」「体調不良」を抱えているお子さんを持つ「母」は、悩むよりも解決方法を求めて私のところにたどり着く方が多いです

★最終的には、私と同じようなヒーリングやカウンセリングを身に付けたり、また独自のセラピーを編み出していく方も増えています

 

これには、我ながら驚いています。

私が目指すことに近いかなと思ってもいます。

 

つまり、私から「魚を分けてもらう」のではなく、「魚の捕り方」を学ぼうという方が増えてきているということだからです。

 

一緒に、子どもたちのために貢献できる人が増えていったらこんなに嬉しいことはありません。

 

母の力が強いわけ。

それは「本氣」です。

そして「愛」にもとづくからです❤

 

しかし、最近は「母」になりきれてないママもたくさんいます。

子ども依存のママ、子どもほったらかしのママ、自分優先のママ・・・

私自身、自分で書いていてちょっと耳が痛いです。

 

そして「母」は「母でない女性」よりえらいか?

けっしてそんなことはありません。

 

「母でない女性」はむしろ永遠のマドンナのような純粋さで、もっと広く人を愛する力を持ってらっしゃる場合も多いように感じています。

少なくとも、私のまわりにいる女性たちは実にチャーミングで、その女性性は素晴らしいです。

 

そういう方は、お仕事やご自分の作品を子どもと思って、そこに愛❤を注いでいらっしゃることも多く、可憐でいてパワフルです。

 

強さのわけ、それは「本氣」と「愛❤」なのでした。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。