知恵で潤いを与える「癸」のひと

ある女子大生のお嬢さんは、日干が「癸」でした。「癸」は大地を潤す雨の水にたとえられ、知恵の象徴ですが、力強く勢いに満ちた「壬」の方と比べると、謙虚でいらして、心に沁みこむような物言いをなさる方が多いような気がいたします。

そのお嬢さん、Eさんは、言葉に対する尽きせぬ思いを語ってくれました。一つひとつ言葉を選ぶように、探るようにお話する姿に知性を感じました。そして表現が適格で、新鮮でした。
サークル活動は、やはり「言葉」を媒介にして、他大学との交流をはかるものに所属しているのだそうです。サークルのミーティングではEさんがいないと進捗していかないとまで言われるほど、先輩たちからも発言が注目され頼りにされているようです。
透明感のある風貌はキリッとして素敵ですが、頑丈ではないとわかりましたので、是非知力を活かしたお仕事選びをなさるようにアドバイスさせていただきました。きっと大好きな「言葉」を使って活躍していかれるものと思います。

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