豪栄道、強し!みごと初優勝‼

大相撲秋場所は、あと一日残すところで豪栄道がみごと優勝を果たしました。遠藤も今場所は勝ちに勝って、賜杯の行方はどうなることかと思いましたが、いま運気が強い豪栄道、玉鷲に危なげなく勝ちました。立ち合いで少し気がはやっていたようにも思いましたが、取り組みは落ち着いていました。母まゆみさん、気が気ではなかったことと思いますが、息子の大仕事にほっとされたことでしょう。

昨日の日馬富士戦では、にらみつける相手を豪栄道もにらみかえす緊張した時間が流れました。「あそこで目をそらすと、やられると思った」と取り組み後に語っていたのが印象的でした。

今日の段階で土つかず!しかもカド番で! そして優勝‼ 快挙も快挙、すばらしい仕事です。

それもそのはず。もともと秀でた星(魁ごう2つ)を持っている上に、今は自分自身を強めるものがまわってきているので、乗りに乗っているのでしょう。

具体的には1986年(昭和61年)4月6日の生まれですから

日干が庚(かのえ)となり、「金」のひとです。

今年2016年は 丙(ひのえさる)→「申(さる)」は「金」

今月9月は 丁(ひのととり)→「酉(とり)」も「金」

今日24日は 己(つちのととり)→「酉(とり)」で「金」 

これだけ「金」が揃ったことも快挙の一因だったのではないかと思います。

 

それでは明日25日はどうでしょうか。明日は庚戌(かのえいぬ)の日です。「戌(いぬ)」もまた五行では「金」です。しかも「庚戌」は「庚」も「戌」も共に「金」であるばかりでなく「魁ごう」の日です。豪栄道は自分の中に「壬辰(みずのえたつ)」・「庚辰(かのえたつ)」と2つの魁ごうがある上に明日という日も合わせると3つ揃い踏みとなります。

 

一方、明日取り組む相手の琴奨菊は1984年(昭和59年)1月30日生まれ

年 癸亥(みずのとい)

月 乙(きのとい)

日 癸亥(みずのとい)で、「水」の勢いの強い人です。「癸」は雨の水で知恵をあらわします。「亥」もまた「水」を意味するので、自分の命式のほとんどが「水」ということです。雨は雨でも、しとしと降る優しい雨ではなく、スコールのような、ゲリラ豪雨のような激しい雨です。

そして今年の「申」、今月の「酉」、さらに明日の「戌」は先程も申しましたように「金」です。

「金」は「金生水(きんしょうすい)」と言って「水」を生むのです。つまり強い「水」である琴奨菊にとりましても、明日という日は自分を強めるものがまわってくるのです。

さあ、どちらに軍配があがるでしょうか。

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。