ぴったりの答え ~ルーンは正直 その2~

最近こんなことがありました。送ったはずの書類が届いていない。正しくいうと、送った封筒の中に必要な書類が入ってなかった・・・義母の介護用品の借用書なのですが、確かに入れたはずが、先方から「ないんです!」という連絡が来ました。だいたいにおいてそそっかしいものですから糊付けするときに何度も確かめたのだけどなぁ。

不思議に思ってルーンに先方のOさんの様子を聞いてみました。すると「イス」という石が出ました。「イス」はアルファベットの「」の形で、「氷のアイス」と覚えます。「手詰まり・行き詰まり」または「これ以上進まない」という意味です。誠実なOさんの困った様子そのものです。固まっているということです。ああ申し訳ない!

すぐに書類を作りにいらっしゃるというのでOKしました。ちょうど仕事のない日だったのです。間もなくいらっしゃいました。無事に書類も完成して、お帰りになったあと、もう一度ルーンに今のOさんの様子を尋ねると、今度は「シゲル」という石がでたのです。「シゲル」はアルファベットのに似た形で、「太陽」です。北欧の人にとっての太陽はまさに神の恵みです。つまり「明るさ」や「満足」そして「喜び」を表します。

あまりにぴったりのストーンが出たことに驚きました。そして私もストーンをひくと、やはり「シゲル」が出ました。書類の一件が落着して、両者共に満足という結果になったわけです。

さてこの「シゲル」、次のような時にも出ることがわかりました。私は服も持ち物もブランド志向がないのですが、着やすくてしかも着ていて落ち着く服しか着ないことにしています。そうなるとワンピースというのはとても便利です。撫で肩の私でもおかしく見えないワンピースを売っているお店があるのですが、そこに先日久しぶりに行ってみました。

応対してくれたNさんは、上品な紫色のアメジストのペンダントをつけていました。大きくて独特なものでしたので、日頃は人の持ち物にぼんやりして気づかない私でも目に入りました。聞けば、アイヌ民族のお守りの意味があるらしく、私のルーンと同じ色あいでもありましたので、ぐっと惹き込まれました。お買い物が終わってから、彼女にルーンを一つひいてもらいました。そう、その日もルーンを持ち歩いていたのです!

今の彼女に必要なもの・・・「シゲル」が出ました。「太陽」ですね。つまり「太陽のように輝いて下さいね。」ということなのです。もう少し踏み込んでいうなら、笑顔で応対するともっと素敵ですねということです。せっかく的確なコーディネイトのアドバイスをしてくれるで、そこに笑顔が加わるともっとファンも増えるということです。

レジに行くともう一人の店員のMさんが、「わたしも興味があります!」とのことなので石をひいていただくことにしました。Mさんに今必要なのは「ダエグ」でした。数字の8を横にしたような形で、無限大のようにも見える石です。「ダエグ」は一歩ずつ進んでいくという意味を持ちます。同じことのように見えることでも、それを繰り返すことで徐々にレベルアップしているということでもあります。また、それは平和な一日をも表します。昨日と同じ今日、今日と同じ明日・・・それはズバリ「平和である」ということなのです。

そんなお話をMさんにすると、「実はわたし、大病をしたんです。だから、このメッセージはとってもありがたいです。」とつぶらな瞳でおっしゃいました。手相も見せていただくと、確かに生命線が途中で途切れています。しかし、内側に入れ違いのようにそれを補う強い線がくっきり出ています。これは、生命力が弱くなった時に新しい生命力が湧いてくるという線なのです。それも告げると率直に喜んで下さいました。これは私にとっても嬉しい経験となりました。

今日は、恋愛以外にもルーンは実にぴったりの答えを出してくれるということと、同じ石でも質問によって意味合いが異なるというお話でした。

このような鑑定ができるようになったのも、ルーンの勉強をしたいと申し出たときにすぐに講座を用意して下さった清水 空先生と、やわらかい雰囲気で優しくルーンストーンの意味を手ほどきして下さった井川さや先生のおかげです。柔軟な発想のできる空先生と、包み込むようなやわらかさが魅力のさや先生に感謝して、ルーンの気持ちをもっとくみとれるようにしていきたいと思います。明日はどんなストーンと出会えるかな。