「愛」をきちんと表現すること

秋の七草に尾花と呼ばれるものがあります。ご存知、ススキのことです。

そのススキが風にあおられれて大きくのけぞるように揺れていました。

台風一過の秋の日差しが当たって黄金に輝くススキの美しさを実感しました。

夜になって月明りのもとで見るススキもまた風情があるなと感じました。

春の七草は味覚にうったえ

秋の七草は視覚にうったえる

といいますが、ススキが美しいものだというのは再発見でした。

さて、今月もあと一日となりましたが、この10月に叶ったことがあります。

具体的には、ある人に気持ちが届いた、ということです。

彼女には実は長年「勘違い」をされていました。

 

スッパリ会わずにいられたらよいのですが、そうもいかない、そんな関係です。

勘違いされるにはやはり自分に原因があるかと思い、夏の間ほぼ毎日その人物を心に描いて、「愛」の言葉をかけ続けました。

それが届いたのでしょうか、今月はじめに会ったとき、何十年来の負のエネルギーがほどけていったのです。

 

思えば、私よりはるかに深い「情」をもって接してくれていたのでした。それを私の方がきちんと受け止める器を持っていなかったのが勘違いの原因でした。

深い「情」を重荷に思っていたのかもしれません。

 

そこに気づいたこの夏、彼女の優しさや情の深さを受け止めて、毎日彼女が目の前にいると設定して「愛」と「感謝」の言葉を言い続けたのです。

すると不思議、絡まった糸がほどけるように、届けたい気持ちをきちんと受け止めてもらえたのでした。

 

この経験は私の中で、大きな大きな収穫となりました。

 

これを糧に、もっと自分の中の「愛」の気持ちをきちんと表現していこうと思っています。

 

本日もおつきあいいただきましてありがとうございました。